今の日本では就職が難しいのはもちろんですが、転職もなかなか難しかったりしますよね。面接を受けて不採用の通知が来るなんてザラです。そんなときは落ち込むかもしれませんが、次に活かせるように行動してみませんか?
面接で落ちてしまう理由はなにか?
落ちたときに考えるのは「なんでだろう?」とか「やっぱり」とか、人によって考えることは違うものですが、大丈夫であろうと思った面接に落ちてしまった場合、なぜ落ちたのか理由を考えるものです。
そのときに「自分はついていない」と思う方も多いかもしれませんが、確かに運はあると思います。就職や転職というのは縁とかタイミングとかもあると思うので、管理人の場合は縁がなかったと考えるようにしています。
しかし、もしかしたら相手が求めるものと自分が提供できるものが合わなかったのかもしれません。その場合には相手が求めるもの(技術や経験など)を提供できる経験や資格などを取得すれば解決できます。
ところで、面接のときに提出する履歴書はしっかり作成できていますか?特に書類で落とされてしまう方に限っては、もしかすると履歴書に問題があるかもしれません。
履歴書の書き方は熟知していると思うので端折りますが、できれば手書きよりもパソコンを使ってプリントアウトした方がいいかもしれません。また、内容も濃くすると相手に好印象を持たれます。
面接の際の言動にも気を付けてみる
基本は相手の目を見てお話を聞き、相手を見て自分の思いを伝えれば伝わるものですが、第一印象は非常に重要なポイントです。よく言われるのが髪型や服装ですが、それ以上に気を付けたいのが言動です。
人は感情と表情と動作がシンクロする生き物です。緊張のあまりガチガチになるのは仕方ありませんが、眉間のシワやきょろきょろする目の動き、耳や鼻を触るとか口を手でふさぐなど、知らぬ間にやっている動作にも気を付けた方がいいかもしれません。
また、自分を大きく見せるための発言もあまりいい印象を与えません。たとえば「自分はなんでもできる」「自分はいい仕事をする」「前の会社では一番売り上げを上げていた」などです。そんな発言する方はいないかもしれませんが……。
なぜ大きく見せる発言をしてはいけないのか
簡単なことです。そんな人材を前の会社が手放すはずがないからです。もちろん前の会社がその方のために大金を出せないほど苦しい会社なら仕方ありませんが、履歴書を見ればどんな会社かすぐわかります。
もしその会社が大きければ大きいほど、その言葉は信じてもらえません。もしこんな発言をしていたのだったら、次の面接では同じ失敗をしないよう気を付ければ問題はないはずです。もし落ちたなら縁がなかっただけです。
どんな発言をすれば印象を良くできる?
これがわかっていれば誰も面接に落ちたりしませんよね。だからどこの就職支援サイトでも答えを書いていないのです。管理人は中小企業の面接官をしていました。そのときには募集するタイミングと応募してきた方の職歴や言動だけで判断するしかありませんでした。
で、言動が一番その方を判断する材料となったわけです。中には初心者の方もいました。でもその方のやる気があれば修行して資格を取得させればどんどん活躍してくれました。だから面接官の器とかも関係あると思います。
その中で大言壮語する方は一人も続かず、仕事もできませんでした。面接官だった管理人の意見としては「大言壮語するやつはダメ」「未経験でもやる気があれば採用する」といった考え方が定着したわけです。
もちろん未経験の方もすべての方が成長したとはいえません。しかしこれも一種の掛けみたいなものです。面接をする企業側も大きな器がなければできないですよね。
好感を持てる動作や話し方は?
挨拶するときに緊張していても笑顔を見せてくれると嬉しかったです。でもあまりにも様になっていると疑われてしまうのがデメリットですね。少し笑顔を見せるだけでもいいと思います。
未経験でも採用される方の共通点といえば、「やる気」「好奇心旺盛」でした。経験者の場合は、なぜ前の会社を辞めたのかと聞いたときに納得いく理由を話してくれた方に好印象を受けました。
合わなかった場合も、どこがどう合わなかったのかを明確にしてくれればわかりやすいと思います。そして前の会社のことを悪くいわないのも好印象を受けるかもしれません。どうせ裏で会社同士で「この人面接に来たけどどうだった?」と話している可能性がないとは限りません。
失敗を悩むのではなく次に活かす
まず、書類で落ちたのなら書類をグレードアップしましょう。面接で落ちたのなら言動を直すだけでステップアップできます。あとは縁があるかないかも関係しています。落ちたのならその会社とは縁がなかったと考えてポジティブに活動しましょう。
また、面接で合格する秘訣などについては就職や転職情報サイトで相談できます。もしサイトを活用していないのであれば、どんどん活用して就職や転職に少しでも有利に動いてください。当サイトでも就職・転職情報サイトの調査をして、おすすめポイントなどを紹介するので、気になったサイトに登録してどんどん活用してくださいね。