今回は、トラックドライバーをしていたころのお給料、年収についてご紹介していこうと思います。トラックドライバーをやってみたいと思う方は、ぜひ年収をチェックしていってくださいませ。
本を運ぶルート配送ドライバー
私が運転していたのは4トントラックでした。後ろと横に観音開きの扉がついたタイプのトラックで、当時新車を与えられて有頂天だった。車種は日野の4トンではなくいすゞのエルフでした。
個人的には運転しやすく乗り心地は最高だった気がします。毎日洗車して毎日バカみたいにオイル交換していた……。さらに毎日ガソリン(軽油)を自分で入れて出発していた記憶があります。
運んでいたのは本・書籍・雑誌・DVD・ゲーム・写真集など、コンビニエンスストアで販売している書籍関係やDVDなどは全て運んでいました。大変だったけど非常にやりがいのある仕事でした。
荷物の量は日によって違う
本や書籍や雑誌は日によって量が違います。その理由は毎日出版されるものが違うからです。例えば月曜日ならマガジン、水曜ならジャンプといった感じ。違ったっけ?なんかそんな感じでした。
非常に少ない日もありましたが、平均すると箱の半分程度の荷物は常にあった気がします。ちなみに手積み手降ろしだったので大変といえば大変だったかもしれないですね。
でも当時はそんなに大変だとは思いませんでした。ただし荷崩れしたときには狂ったように荒れたものです。
時間が不規則な仕事ではあった
荷物の積み込みは昼12時頃から始まります。大型トラックで東販とか日販から荷物を取ってきて、それをそれぞれのルートトラックに積み込みます。早ければ4時ころには積み込みが終わるケースもありました。
そこからすぐに配達には行けません。配達は深夜12時からなのでそれまでは休憩時間です。結構自由時間が長かったですね。12時周ったら荷物を配達しに行きますが、配達にかかる時間は慣れれば早くなります。
最初は明け方だったけれど、慣れてくると2時には戻ってこれます。つまり変則で時間が長い気がするけど、実質はサラリーマンと変わりません。
私は二足のわらじ状態で仕事をしていた
他の方は荷物を積み込んで配達して戻る、これで終わりましたが私は違いました。私は各ルートのレーンに荷物をはじく操作も任されていたのです。もちろん積み込みは自分でやりました。
その仕事は流れてくる荷物のレーンを読み取って、ボタンを押して各ルートトラックの元へ荷物を仕分けします。この仕事は動体視力が必要な仕事だったので、おかげさまでスロットすごく見やすかったです(笑)
そして仕分けが終わると自分の荷物を積み込んで(人にやってもらうと困るので)配達時間まで長い休憩に入ります。そして12時から配達開始なわけです。
気になるお給料はいくらったのか
ルート配送のトラックドライバーがみんな同じくらい稼げるのかはわかりませんが、私は月に47万円手取りでいただいていました。多いのかな?でも同業者には「姉さん100はかたいでしょ!」とかいわれていました。
「そんだけくれるところあったら紹介してくれる?」といいましたけど、同業者にもそういわれるくらい過酷な仕事だったのかもしれませんね。でも私にしたら、当時は○川急便の方が過酷そうだったけど……。
もちろん年収はまた別で、ボーナスが年2回あったので、年収は570万くらいでしたか……。20代で女性なら結構なお金だったと思います。かなり遊んでいましたから。
しかも、飲みに行くのも食事に行くのもすべて出してもらっていたので(当時女性はおごってもらうのが当然だった)、お金を使うことはありませんでしたし、そもそも使う暇がありませんでした。
ルートトラックすべてがこの年収とは限らない
当時の私の年収が多いと思いますか?でも、実はそのころ他の業者からヘッドハントがありました。そのときに提示された金額はもっと多かったです。例えば親会社に、うちにきたら60万プラスボーナスやるかたこい」なんて話もありました。
大手運送会社からも倍近くの金額を提示されたこともあったけど、すべてお断りしていました。多分あの仕事じゃなければ続かないのはわかっていたし、社長に義理があったし……。でも今なら喜んでいきます(笑)
もしかしたらもっと少ない会社もあるかもしれませんし、もっと多い会社もあると思います。すべては仕事の内容次第かなと思いますので、お給料が高ければきつさも高め、安かったら体への負担は少ないのかもしれません。
どんな仕事を選ぶのかは自由ですが、年収が高い低いには理由があるのも知っておくと、納得度が高いかなと思います。
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