サービス業も経験しました。高校生になったら必ずアルバイトをしたいと思っていたので、家の近くにあるレストランで面接を受け、働くことになったのですが、このレストランでの経験も楽しいものでした。
ステーキハウスで初めてのウェイトレス体験
ウェイトレスなんてまったくの初めての体験だったのですが、主な仕事はホールでお客様の接客や料理のお運び、そして片付けや注文を受けて調理場に調理の依頼、さらに開店前の店内の清掃でした。
何もかも初めての経験だったので、先輩ウェイトレスからの教育を受けて仕事をスタートします。当時は手書きで注文を取っていたので(歳がバレる)、メニューを覚えるのに必死でしたね。
何しろ当時も「○○風味のなんとかパスタ」といった感じのメニューだったので、初めて見たときは「なげぇよ!」と心の中でツッコミ入れてました。当然メニューをそのまま書く時間なんてありません。
なので番号と通称で覚えるようにしていました。
ウェイトレスの仕事の一連の流れ
ウェイトレスはまず、ホールでお客様が来るのを待ちます。お客様が来店したら「いらっしゃいませー」といって、「何名様ですか?」とたずねます。これは今のレストランも同じですよね。
そして空いた席にお客様をご案内し、「メニューはこちらになります。お決まりになりましたらお呼びください」といって、いったん下がり、お水とおしぼりをお持ちします。
メニューが決まったら手を上げたり呼んだりしてくれるので、お客様のもとへ行って注文を聞き、調理場へ依頼します。料理ができたらベルが鳴るので料理をお客様のもとへと運びます。
その間、お客様の様子を見てお水がないと思ったら、お水を提供して待ちます。お客様が席を立ってレジへ行ったら「ありがとうございました」と言ってお片付けをします。
これが一連の動きになります。簡単ですよね。
ステーキハウスだと別の要素も加わる
私が働いたのはステーキハウスなので、他のメニューよりもステーキの種類が豊富でした。当然ですが焼き方を聞いたりお肉の説明もしなければなりません。覚えることは本当に多かったです。
焼き方については、ウェルダン(よく焼く)ミディアム(普通)レア(赤みが残る程度)くらいしかありませんでした。でも今はミディアムレアとか中間の焼き加減も加わっていますよね。
お肉についてはヒレ・サーロイン・テンダーロイン・Tボーンなどなど、さまざまなお肉の種類も覚える必要があり、結構大変なところで初めてのバイトをしたものだなと感じます。
でも非常に楽しかった思い出があります。
慣れてくるとパントリーの仕事も加わる
私が働いていたときのパントリーとは、デザート関係を作るお仕事でした。今もそうなのかな?パフェやプリンに飲み物もここで作ってお客様に提供していました。
この仕事が任されるとちょっと嬉しかった。何しろお客様の来店が多いお店だったので、素早く美しくデザートを作れるのは凄腕みたいに感じるからです。何しろ混雑する時間帯には長蛇の列でしたから。
それをこなせるのは本当にすごいなと今でも思います。ちなみに私はパントリーの仕事はほぼしませんでした。たいていは男性がやっていたのですが、当時は女性は気分で形が変わると信じていたらしい。
私が好きだったのは実は裏方の仕事
アルバイトが長くなると、他の仕事も頼まれていたのですが、私が特に好きだったのは洗い場の仕事でした。洗い場といってもホール裏にあり、使用済みの食器から残り物をバケツに入れ、洗い場に渡す作業です。
ステーキハウスなので鉄板の下の板は常にキレイにしなければなりません。枚数が決まっているのにお客様で混雑すると、板がなくなって調理場が大慌てしてしまうのです。なので手が早くなければ務まりません。
実は意外と器用だった私は、その作業がものすごく早かった!(エッヘン)なので、お客様が多くなる時間帯は、ごめん後ろやってくれる?と店長によく頼まれていました。
調理場の人は非常に気性が荒い方が多かったため、もたもたするとすぐに怒鳴ります。今では考えられない暴言もよく言われていたものでした。
まだまだあるレストランでのできごと
今日はこんな感じで、私が初めて体験したウェイトレスのアルバイトのお話をしました。まだまだ驚くエピソードはたくさんあるので、また次の機会にご紹介していこうと思います。
ちなみにウェイトレスやウェイターの仕事は、初めてのアルバイトとしてはおすすめです。仲間との楽しい交流もあったし、同じ学校の子とも仲良くできたし、非常に楽しかった思い出です。
ウェイトレスの話が聞きたい方は、ぜひまた次回のときも楽しんでいってください。